3週に1度ぐらいのペースで去年末に亡くなった祖父の夢を見る。 夢の中ではごく自然なんだけど、目が覚めた瞬間に現実を思い出して泣いてしまう。

僕はいわゆる初孫ということもあって、大変にかわいがってもらったと思っている。 小さい頃は色んな所に連れて行ってくれたし、大きくなってからも沢山の支援をしてくれて、院まで行けたのは祖父の力が大きかったと思う。 なにより祖父の家にあったWin95と当時としては一般家庭には珍しいインターネット回線は、僕の心をひきつけたし、そうして今の仕事につながっているのだろう。 晩年は異常な切れ者だったと言われる姿はなくボケ老人となっていたが、それでも僕には優しくしてくれたし、今でもあの笑顔が浮かぶ。

夢の中に出てくるときは大抵僕が弱っているときで、いつまでも心配させたくないんだけど、それでも励ましてくれているようで、目が覚めて一通り泣いたあとは、気合が入る。 あまりスピリチュアルなものは信じてないし、身も蓋もないことを言えば、泣けばスッキリして気合が入るというメカニズムなんだろうけど、それでも僕には十分すぎる。 早いこと出てくる必要がなくなるように、気合い入れてやっていこう。

最期に直接言えなくてちょっと後悔してるけど、ありがとう。お盆には帰るよ。