財布落とした話

みんな知ってると思うけど僕はすごいおっちょこちょいでたまらなくアホである.

特にひどいのが落し物や忘れ物が多いことである.

例えば,自宅に充電器を忘れて死にそうになったり,ひどい時は家の鍵を忘れたりと.

去年の夏頃もカードケースを落として,免許証,生協カード,バスICカードICOCA再発行と大変面倒なプロセスを経験した.*1

そんな僕がまたやってしまった.そう財布を落としたのである.

こいつは本当に困って,お金がないのもそうだけど,キャッシュカード,クレジットカード,免許証*2,iDカードが一緒に入っていて僕は一気に貧しい生活を強いられることとなった.

最初は知り合いの家にあるだろうと思って何もしなかった.探しに行ってなかった時の絶望感は辛かった.

次の日にお金が絡んでやばいのを失効させるプロセスをググっているときに見つかったと連絡があって事無きことを得た.

善良な人が拾って届けてくれたらしい.日本は最高である*3

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これを機会に僕も落し物見つけたら積極的に届けていこうと思ってたら,今日道でキャッシュカード拾った.

これは完全に神に試されてるなと思って交番に届けた.いいことをしてすごい気分よくてドクペが美味しい.最高.

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拾得物を届けると報奨の権利が発生する.

財布とかなら中身の一部を頂けたりするが,キャッシュカードなどの個人情報が絡むものはそれをもらうことができないので,報奨の権利が発生しないと思っていた.

ところが報奨の権利どうしましょうって聞かれてああこれでも貰えるんだと思った.

まあお金のためにやったわけではなかったので遠慮しておいて,拾った人の情報提供も拒否しておいてcloseとなった.

このあたりの落し物の法律は「遺失物法」として規定されている.

ここの第三章第二十八条には「物件(誤って占有した他人の物を除く。)の返還を受ける遺失者は、当該物件の価格(第九条第一項若しくは第二項又は第二十条第一項若しくは第二項の規定により売却された物件にあっては、当該売却による代金の額)の百分の五以上百分の二十以下に相当する額の報労金を拾得者に支払わなければならない。」ってあった.

要するに拾われたものの5%~20%あげないとだめですよっていうやつです.

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この記事を読んだ人は落し物を見つけたら積極的に交番に届けてほしい.

マジで困るしなんか辛さ高まるし見つかってほしいと思う.

あなたが届け出をすることで,救える人もいるしやってあげてほしい.

逆に自分がやらかしてしまった時とか辛いので,社会全体として落し物をちゃんと届けるという風潮にしておきたい.

届け出をすると大したことしてないけどすごい達成感味わえて成功体験となるので,絶対にやるといいと思う.

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僕は財布が見つかってすごいめでたくなって帰り道で寿司を食った.

皆も財布落として見つかったら寿司食えばいいと思う.

*1:後日見つかってカードがいっぱいできた

*2:カードケース落とした対策で財布に移った結果がこれである

*3:海外の事情はしらないけど